本日も東京オリンピックのバスケットボール候補選手、比江島慎選手についてみていきたいと思います!
昨日の記事では、狩野祐介選手が比江島慎選手のライバルということが分かりました。
また、比江島慎選手が何度かチームを移籍していました。
その移籍した理由とは何だったのでしょうか?
また海外に移籍した理由には比江島選手のお母さんの思いが関係しているというのです!
今回は、比江島選手が移籍した理由や比江島選手のお母さんの思いとは何かについて調べていきたいと思います!
比江島選手の移籍遍歴!
比江島選手は、全部で3回のチーム移籍を行っています。
こうしてみると、1回目のリンク栃木ブレックスに在籍した期間は約1年間と短いような気がします。
この期間の間に何かあったのでしょうか?
リンク栃木ブレックスへ移籍した理由とは?
比江島選手は、大学卒業後アイシンシーホース三河(現シーホース三河)に加入されています。
その約5年後リンク栃木ブレックスへ移籍しました。
移籍した理由を比江島選手はこう語っています。
「三河に残るという選択肢もあった」と述べた上で、「ただ、年齢的に若くない(当時27歳)。(2019年)ワールドカップ、(2020年)オリンピックが迫っている。もっともっと成長したいという思いがあった」と明かした。
現状に満足せず、成長し続けようとする姿はかっこいいですね!
また、比江島選手がリンク栃木ブレックスへ移籍を決めた理由は他にもあります。
1つ目は、現在リンク栃木ブレックスに所属する元NBA選手(フェニックス・サンズ)でもある田臥勇太選手の言葉です。
引用:株式会社ベンヌ
比江島選手は田臥選手と一緒に食事へ行きます。
その時、田淵選手から「一緒にプレイしていて楽しい」と比江島選手を必要としてくれました。
その時の田臥選手の言葉が心に響いたようです。
田淵選手といえば、日本人初のNBAプレーヤーになります!
そんな選手に「一緒にプレーしていて楽しい」と言われるなんて…移籍を決めてしまいますね!
2つ目の理由は、海外移籍への考えによるものです。
比江島選手は、2017年11月に、W杯アジア地区1次予選でオーストラリア代表と対戦した時に、「オーストラリアでプレーしてみたい。」と言われています。
このことから、比江島選手は、リンク栃木ブレックスに移籍する前から海外移籍の考えがありました。
比江島選手には、多数のチームからオファーが。
その中でリンク栃木ブレックスは、「比江島選手の意思を尊重し、海外リーグへの挑戦を最大限サポートいたします」と公言しています。
海外への移籍を考えている時にその言葉があればリンク栃木ブレックスを選ぶ気持ちもわかります。
また、実際に海外で活躍した田淵選手も在籍しているチームになるため、「チームが後押ししてくるのではないか?」という考えもあったのではないでしょうか?
また、比江島選手が海外移籍を考えた理由には、比江島選手のお母さんの思いが関係してきます。
母死去?母と兄の思いとは?
比江島選手は、母と3歳上の兄と比江島選手の3人家族になります。
比江島選手は母子家庭であったため、母の淳子さんが女手ひとつで朝から晩まで身を削るようにして働かれていました。
また、比江島選手が大学を卒業しチームに所属してからも淳子さんは比江島選手を支え続けていました。
比江島選手の海外移籍への第一歩は淳子さんによるものでした。
比江島選手の「オーストラリアでプレーしてみたい。」という言葉を淳子さんは聞くと、水面下で関係者に当たり候補となるチームを探し、交渉までの手はずを整えます。
しかし、そんな淳子さんに悲劇が起こります。
それは、オーストラリアのクラブに挨拶に行こうとスケジュール調整をしていた時です。
2018年4月21日淳子さんが57歳のとき突然亡くなられます。
病気だったわけでもなく本当に突然の出来事だったようです。
息子を支え続け、海外移籍への第一歩をつくったにもかかわらず海外で活躍する姿をみることができなかった淳子さんを思うと悲しくなります。
また、淳子さんが亡くなったことにより、兄である章さんにも変化が訪れます。
「絶対に慎を成功させてあげたい」と思いから、務めていた会社をやめ、比江島選手のサポートに専念するのです。
その結果、比江島選手のブリスベン・バレッツへの移籍が実現したのです。
比江島選手がここまで有名になられたのは、本人の努力もありますが、やはり家族からのサポートであったり、思いがあったからだと思います。
章さんは、「これからは”3人”の夢として、東京五輪に行く。」と発言されています。
再びリンク栃木ブレックス移籍理由とは?
オーストラリア・NBLのブリスベン・バレッツへ移籍し、再びリンク栃木ブレックスに移籍した理由は言葉の壁によるものです。
ブリスベンブレッツを退団することになりました。素晴らしい出会いもあり素晴らしいチームでプレーができ、色んな経験をさせてもらえたことに感謝しています。でもこれで終わりではないし始まりだと思っています。今年はワールドカップの年でもあるので楽しみです。引き続き応援よろしくお願いします。 pic.twitter.com/eY82u5Lkvl
— 比江島慎 (@Hiejima_m6) January 5, 2019
ぜひ、家族3人で東京オリンピックに行ってほしいです!
母の思いとは一体何なのでしょうか?